あがり症　克服

あがり症とは、一般的に人が緊張するような場面において、極度にその症状が深い人のことをいいます。通常、声が上ずったり、軽く震えてしまうこともありますが、異常なほど顔が赤くなったり、手の振るえが大きく、いつまでも止まらなかったり、明らかに症状が深い場合を指します。


病的なものもありますが、多くは精神的なものが原因である場合が多いです。人は誰しも緊張します。大勢の人前で話をするとき、上司相手にプレゼンするとき、会社の面接のときなど・・・。ただ、多くの場合はそれほど深刻な問題ではありません。緊張してうまくいかなかった、という程度のものです。


それよりもはるかに度を越えたものを、あがり症といいます。あがり症の原因は、その人の心の中にあります。幼いときに、トラウマとなるような恐怖経験をしたというのが、原因です。今は覚えていなくても潜在意識において、人はそのときのことをはっきりと記憶しているのです。


まずは自分自身と向き合うことから始めましょう。怪我や病気と違って、克服するのに時間がかかります。ですが、訓練しだいで克服していくことは十分可能なのです。まずは、自分の内面と向き合い、なぜそういった症状になるのか冷静に見つめましょう。