あがり症 克服

赤面対策

震えとともにあがり症の人を悩ませる身体的変化として赤面が挙げられます。赤面のメカニズムとしては、緊張や恥ずかしさなどといった心理的ストレス、顔面に存在する毛細血管が拡張しそこに流れる血液の量が増える、このため表皮から血液が透けて顔が赤く見える、といった変化が瞬時に起こっています。


緊張がある程度収まると顔の赤さも引いていき、その間ものの数分ではあるのですが、顔がほてったようになることで、他人の視線を意識し、自分が緊張していることを実感してしまうため、なるべくなら赤面を抑えたいという悩みを持つ人は多いはずです。


赤面が起こるメカニズムは、手の震えと同じく、まだ科学的に解明されていません。赤面の予防策としてはまず呼吸法です。毎日腹式呼吸の練習を行なって、自律神経のバランスを整えておくとともに、人前で話すなどあらかじめ緊張が予測される場面の前にもしっかり深い呼吸で緊張をほぐしておきましょう。


また冷却用のシップを小さめに切り首の後ろに当てておくことです。発熱した際に首の後ろを冷やすと冷却効果があることはよく知られていますが、この部分は温度変化を感じやすいところです。これを赤面対策に利用します。

 

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