あがり症　克服

イップスは心から生まれた運動障害とされています。現在は野球、ゴルフ、テニスをはじめ、卓球、アーチェリー、弓道、音楽関係者の方に症状が現れています。その共通性は腕の筋肉、手首、指先を繊細に動かすスポーツと音楽です。


しかし、イップスは足や唇、声などもあります。思うように体が動かない、その症状が続きます。無意識でできることができなくなってしまう。それがイップスです。イップスを発症した選手は技術レベルで治そうと必死で試行錯誤を繰り返します。

しかし、どうにもならないままあきらめていく選手が水面下で大勢います。もし、イップスが技術レベルの問題ならば、こんなに多くの選手が苦しむことはありません。技術レベルの問題ならば、プロの選手がイップスになることはありません。


過剰にかかる意識レベルの力と無意識レベルで抑えになっている何かが意識と無意識のバランスを崩して発症しています。脳科学で言えば筋肉へ指令を出す脳の一部がバランスを崩しています。イップスは心の治療で治ります。決してあきらめてはいけません。