あがり症 克服

複式呼吸法

人は誰でも緊張すれば、自律神経のうちの交感神経が優位になります。これは動物が毛を逆立てて臨戦態勢に入ったときのような状態。心臓が高鳴り、顔面は紅潮し汗をかいて体を硬く緊張させます。


このような状態になると、本来の目的に集中できなくなってしまい、他人の目や、自分の感じている不安しか考えられなくなってしまいます。でも実際は、他人が自分に対して「緊張してあがっているな」とはなかなか気づかないものです。


最初はそわそわしたり、黙り込んでしまったりした時に気がつく程度です。ではどのようにあがり症を克服すればいいのでしょうか。このような緊張をまったく感じないようにすることはまず不可能といえるかもしれません。


あがり症を治療・克服したい人は、呼吸法を意識して変化させてみてください。腹式呼吸を行うことにより、横隔膜と横隔神経を鍛えてあがり症を克服してみましょう。感覚がつかめるまでは、お腹の上に手を当て、確認しながらやってみてください。息を吐くときに、同時に肛門を引き締めると、長くゆっくりと吐き出すことができます。

 

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